口内細菌と大腸がん
先日知人が健康診断で大腸ポリープが見つかり切除したそうです。
あまり腸内細菌について詳しくない人で、仕事が忙しいからコンビニ食の生活だそうです。それで腸内細菌の話をしたんです。
悪玉菌が増えると大腸がんになりやすいから、悪玉菌が増えるような食事はあまり取らずに、食物繊維である野菜を多めに取るように話ました。
ヨーグルトは食べていると言ってましたが、ヨーグルトで悪いことはないと思いますけど、乳酸菌を摂取したところでそれが増える食物繊維を取らなければ効果は少ないとも話しました。
肉を食べても野菜をしっかり取るように。それとコンビニサラダやカット野菜は、野菜が茶色くならないように塩素消毒してるから、栄養はもちろん、野菜に付着している善玉菌も死んでいる。だから、野菜を買ってきて洗ってぶつ切りやスライサーでちゃっちゃとカットして塩かけて食べたり、味噌汁にして食べればいいと話したんです。
それで家に帰ってきてから、合ってるよね?と確認に大腸がんと腸内細菌について調べたのですが、大阪大学微生物病研究所の研究でこんなことを見つけたんです。
・健常者と大腸がん患者の腸内細菌を比較
・大腸がん患者に多かった腸内細菌の内、12種類は口内細菌だった
えー!やっぱり口と腸が繋がってる!って思いました。
私はまだ口内細菌と腸内細菌について詳しく調べきれてないのですが自分の感覚でなんとなく分かっていることがあるんです。
口の中がネチョネチョをしたり、透明の痰が出たり、変な感じで気持ち悪い時にトマトをかじったんです。かじった瞬間にそれらが解消したんです!
トマトに付着している細菌の影響か、食物繊維の影響か分からないけど、ほんの一瞬でそれが改善するってすごいですよね!
腸内細菌の状態が悪いと風邪っぽくなったり、痰や鼻水が出たりもするんですけど、口内環境整えることでその症状が治る訳ですよ。
付着したプラークを放置しておくと歯茎が腫れて、毛細血管から口内細菌が入ったものが、動脈硬化、糖尿病、リウマチなどの原因ですし、口内細菌のバランスを整えることも重要な訳ですね。
私は自称「日本一の虫歯コンプレックス歯磨きマニア」なので、色々なことを試していますが、ある時クラウンと健康な歯の歯間がすごく臭かったんです。
歯間ブラシでゴシゴシ洗っても落ちなくて。クラウンが取れているとそうなることが多いようで、歯医者さんに診てもらったんですがクラウンは取れてませんでした。
それで歯磨き粉の殺菌成分に目をつけたんです。
使っていた歯磨き粉は発泡剤・研磨剤が入っていないジェル状のものではあったんですけど、殺菌作用があるなんて知らなかったんです。というか特に見てなかったんですね。
殺菌をするってことは、いわゆる抗生物質で菌をやっつけるようなものなのかなぁと思ったんです。
それで殺菌作用のない歯磨き粉を見つけたのでそれを使うことにしました。もちろん発泡剤・研磨剤が入っていないジェルタイプです。
それで磨いたら臭いが取れたんです!
わ!やっぱり殺菌じゃダメなんだ、善玉菌も死んじゃう。ってことを実感しました。
その歯磨き粉はフッ素が入っていないので、虫歯予防にならないんです。なので、別にフッ素洗口液を歯医者さんで買って使っています。
このフッ素洗口液が口内細菌にどう影響するかはまだ調べてないから分からないけど、口の環境は特に粘ついたり、痰が出たり、おかしなことには今のところはなっていないです。
まあ、緑茶うがいでもいいと思いますけどね。
というお話でした。
口内細菌と腸内細菌についてもよく調べたいですね〜